ちょっといい話 その3
K氏とイルミネーション
平成14年12月
夜久野星空の会で初めて作ったイルミネーションは
メーテルの横顔をあしらったものでした。
ベニヤ板6枚に輪郭を描き、ドリルで穴を開け
その穴に電球を差し込んでから6枚をつなぎ合わせ
当会事務局の駐車場に立てました。
高さ2.7メートル
幅3.6メートル
駐車場は9号線の旧国道沿いにあり
国道9号線からも
山陰本線からも良く見え
ちょっとした話題にもなりました。
国道を走っていて目に付いたので
わざわざ旧国道へ入ってきた車や
噂を聞いて家族連れで見に来た人たちなど
毎晩のように数台の車が止まり
このイルミネーションを見学されていました。
その中にK氏もいたのだそうです。
後で聞いた話ですが
仕事の帰りに目に付いて
子供をつれて見に来たそうです。
彼は他の見物人と違い
後ろにも回って
どうやって作ってあるのかしっかり見て帰ったそうです。
私は毎年暮れになると
家族みんなで
夜久野のイルミネーションツアーに出かけます。
大阪から帰ってきた1997年
個人でイルミネーションを飾っているのは
我が家だけでした。
ところがその次の年から
一軒、また一軒と
イルミネーションを飾る家が増えてきて
真っ暗だった夜久野の冬の夜が
とても明るくて楽しくなりました。
地域で取り組まれているところも出来ているのですが
残念なことに
夜には町内バスの運行の無い夜久野では
運転できないお年寄りたちに
このきれいなイルミネーションを見せられないのが悲しくて
我が家では家族そろってイルミネーションツアーに出かけるのです。
その年も例年のごとくイルミネーションツアーに出かけました。
そのとき見たのが
K氏宅のイルミネーション。
この作り方は・・・・・。
そのとき思ったのです。
この人を会員にしたい!と。
半年後、彼はめでたく会員になり
なんとも心強い存在になっています。
2003年の暮れに立てたイルミネーションの
肝心の「999」の文字のところの電球が切れたとき
彼は大晦日に一人で直してくれました。
それぞれに仕事で忙しい会員を集めての修理は無理なのでと
やっと時間の空いた大晦日に
誰にも言わず一人で直してくれたそうです。
寒い大晦日の夜
心が温かくなったまま
お正月を迎えることが出来ました。
(2004.9.7)
by怪鳥
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